編集長事故に遭う!No.2交通事故の翌日(1日目)

交差点の事故イラスト 交通事故の実体験

翌日の11月26日。
交通事故の次の日(1日目)です。

前もって現場で保険会社に伝えておいた整形外科に行こうと・・・
そこからハプニングが始まります!

どうなることやら??
先が思いやられます。

保険会社の窓口担当者と話す〜整形外科へ

事故当日の11月25日。
事故現場にて即座に先方の保険会社に電話を掛けさせて、私も電話先の保険会社の担当者に代わり、「加害者側の一時不停止」であることを説明しました。

その際に私は電話口の窓口の担当者にこう説明しました。
「明日月曜日(2018年11月26日)、に〇〇整形外科クリニックに行きます」と伝えました。
すると、保険会社の担当者は
「わかりました。明日こちらの違う部署の人間から〇〇(被害者:私)様にご連絡を入れさせていただきます」と。
何度も「病院には早く行ってくれ!」と、とてもしつこいのです。

案の定、翌日朝起きると身体中あちこちが痛いではないですか〜
私のスマートフォンを確認しても、その保険会社の違う部署の担当者やらの着信も一切無い。

整形外科に行こうと思って保険会社に前もってお伝えしていた病院に電話を入れてみても、まだ連絡が入っていないとの事。

一体どうなっているんだ??

結局こちらから加害者さんから聞いている保険会社に電話をかけるハメに。

その担当者に早速確認です。
私)「昨日伝えておいた整形外科には保険会社さんから連絡を入れてますか?」
担)「まだです〜すいません。」
私)「どれくらいの時間がかかります?」
担)「すぐ連絡します」
私)「駅までも整形外科までも遠いのですが、交通費などはどうなるのですか?」

休業補償や交通費など、すべてこちらから聞かないと一切保険会社側からは言って来ない!

知らないことは罪である!と言われているように、知識が無い人には一切説明しないのだろうな!と思いました。
朝からものすごい不快感を覚えました。
担当者は口調がソフトだが人を小馬鹿にするような高圧的な感じです。

スマートフォンの着信のあった電話番号を見ると0425・・・立川ですね。
保険会社は「あ○お○ニ○○イ同○損保」です。

よーいどん!から嫌な予感しかしません。
こちら側から電話をしなかったら、一体何時に電話があったことやら・・・

のらりくらりとやる気のない担当者です。

結局昼過ぎから整形外科に行くハメに。
この地域(武蔵野市吉祥寺、杉並区西荻窪)で一番評判の良い吉祥寺にある整形外科で、2〜3時間待ち当たり前の病院なので時間がかかること必須!
結局、MRIも撮って終わってみれば18:00・・・。

途中16:00頃にまだ診察中にもかかわらず保険会社から2度も着信があり、「きちんと病院には行かれましたか?」って。

心の中では「あんたが遅いからこんなに時間が掛かったんだよ!」と正直思いましたよ。

ちなみに、この整形外科を選んだ理由がきちんとあって、かかるならココがいい!というのを知っていたからです。

杉並区西荻窪にも整形外科は何軒かあるのですが、正直言って患者さんからの評判があまりよくありません。

どのように良くないのかというと、「高圧的、何もしない、薬出すだけ、態度が悪い」など、高齢者で結構な人数が言ってらっしゃるので、最近はこの評判の良い整形外科に行っている方が多いとの事。高齢者の方のご意見はとても参考になります。
実際に足を運んでみてしっかりと耳を傾けてくれて、細かい診断をしていただきました。

西荻窪の多くの医療機関や整骨院の先生、患者さん、高齢者の方がこの整形外科を勧めるという理由がとてもよくわかります。

物損の担当はまた更に別の人間

朝から気分の悪い原因を作ったのがこの「物損担当の人間」。
女性の○藤という人でした。

話し方が、人が話している上に被せてくるので物凄くイライラ〜
人が話しているのに話すな〜
最後まできちんと聞け〜って思い、ストレス↑↑

ここでも整形外科までの交通費の事など一切説明がなく、「出来れば公共機関をご利用ください」って、おい!
家から吉祥寺駅まで徒歩20分。
西荻窪駅でも15分。
今のけがの状況での歩き方ならプラス10分はかかる。

バス停?
そりゃ近くにバス停はあるけど、100円バスならかなりの時間乗らなきゃいけなくなる。
普通のバス停まで10分はかかる。
駅まで220円。

その説明も一切ない。

バイクがあれば5分も掛からないのに。
バイクが自走できない事と、バイクの修理について私が話ししても「全ては保証されませんよ」と言うではないか!

代車(バイク)は?

その答えも「難しいと思います」と答えは同じでした。

冷酷で機械的で、人に頭を下げることができない自我が強いタイプの人です。
ここまでくれば、担当者の人間性の問題ですね。

また、この方は後に問題を起こすので別項で!

古いバイクだけど賠償は大丈夫かな?

僕の原付バイクは型式が古いのですが、オークションなどで稀少性があり、結構高値で取引されている今では珍しい車種。

とりあえず、一時保管場所から持ち込むバイク屋までの運搬、修理、代車などを任せられるバイク屋さんを探さなければどうすることもできない!


仕事での重要な移動手段でもあったバイク!

それが認められない!みたいな言い方は納得できない!

公共機関を使え!と保険会社の担当者の圧力が!

交通手段は公共のものを!
と言ったって駅まで掛かる20分はどうすりゃいいの??

痛いのだから何とかしてよ!
と言うのを保険会社側が聞くか?聞かないか?というのも掲載していきたいと思います。

物損の担当者○藤にタクシーは?と言ったらば、「公共機関を使え」と言うではありませんか?
バイクの代車も無理っぽい言い方。
バス停までも遠いしといってもお構い無しです。(翌日、本人は「検討しますと言いました!」と言い張るが、結果私はタクシーにも乗っていませんし、代車の件も結局は○藤上司の渡○と話すことに)

とりあえず頑張ってバス停まで歩いて220円×4の交通費の使った分は保険会社から何の説明もなかったけどスマートフォンのメモ帳にとりあえず書いておくことに。

本来なら、「交通費は支給されますので○日に幾らとかメモにとっておいてもらえます?」とか言えば良いのに〜って思いました。
それすらも言って来ません。
何度か言って濁されながらもようやく話す。

保険会社の担当者曰く、「後日、交通費用の申請書をお送りしますのでそちらに記入していただきます。」との事。

もちろん、こちら側が言わなければ先方からは言ってきません。

言わないって事は、後から覚えている分だけ適当に書いても良いって事なの??って正直思いました。
こちらから切り出さなければ交通費の説明すら言い出さないというような怠慢姿勢は不親切極まりません。

これからどのように話が変わっていくのかが見ものですね。

まあ、足(バイク)がないのが一番不便です。

問題は「過失割合」?

交差点内の事故は「完全停止状態」ではないと言うことで判断が難しいと言われています。
要は、後から現場を見ていない保険会社の担当者が、機械的にごちゃごちゃ言ってくるケースです。

過失割合は事故の状況で判断されるのが原則なので、事故当時の状況で自分に有利な事情を立証しなければいけません。

多くの損害保険会社のホームページには道路交通法の記載があり、道路交通法についてこう書いてあります。

「一時停止の規制がある場合、車両等は、停止線の直前で一時停止しなければならないうえに、交差する道路を走行する車両等の進行を妨げてはいけない」(道路交通法43条)

このように記載があります。

優先道路は私側(原付バイク)です。

優先道路の定義では、

「優先道路を通行している車両の優先度は高く、見通しのきかない交差点であっても徐行の義務はありません。」
(道路交通法42条)

となっており、
さらには、
「優先道路を通行していても、交差道路を通行する車両等に注意し、できる限り安全な速度と方法で進行する義務がある。」(道路交通法36条4項)

とあります。
基本的に90:10の過失割合となりますが、上記にも説明があるように、こちら側に落ち度は一切ありません。

今回の私のケースは

  1. 警察の現場検証により、「速度が10Km」で交差点に進入している。(思いっきり減速している)
  2. 加害者側は完全な一時不停止状態で交差点に進入。
  3. その場で先方の完全過失「全く止まってませんよね」と認めさせ、即座に先方の保険会社に電話を掛けさせて、私も電話に変わってその旨を説明。警察もそれを確認している。

ここでのポイントが、道路交通法の「できる限り安全な速度で」というのがキモだと私は思いました。
時速10Kmよりもできる限り安全な速度とは何キロなのか?というのを説明してもらいたい!と思いました。

こちら側が減速、徐行をしても、左から車が停止線で一時停止で止まらずに突っ込んできたら、避けることも出来なければ、ぶつかってしまえばどんな体が丈夫な方でも無傷では済まないはずです。

この速度域の交通事故でも、過去に体験した車の事故の時よりも身体へのダメージが大きいというのが事故翌日の感想です。

ちなみに、過失割合がどうであろうと代車の正当性が認められればきちんと出ます。
正当性とは、他に車両を保有していない場合などだそうです。

交通事故の現場

(過失車側の視界と停止線)
この停止線を止まらずに走行。

過失車側の停止線

(バイク被害者側の視界)
緩やかな上り坂のため、速度も出ず、徐行で時速約10Km。右上のミラーも確認。停止しない車が左から突っ込んでくる。車は完全停止していない状態なので回避不能。もし私側が悪ければ、私が車に当たっているはずです。車は私のバイクの前タイヤを右前フェンダー部で轢いた状態であり、私は右側に倒れたバイクに右足が挟まっている状態なので自力でバイクを起こせず、バックしてもらってバイクを起こしました。
被害者側の視界

(事故後の状況)
上下の写真に写る黒いシミはバイクのオイルが漏れた跡です。低速の事故はダメージが逃げにくいのでバイクへのダメージが心配です。
オイル漏れ

(事故検分)
上のチョークが車のフェンダー部。まあ、僕がしっかり轢かれているんですけどね。
事故検分

MRI初体験

仕事柄、歯のパノラマレントゲンは良く見るのですが、自分の全身の骨をモニター越しに見るとは思いませんでした(笑)

交通事故などで痛みの出る部分の軟組織はレントゲンには写りませんので、骨折やヒビがないかのチェックですね。

左手首と右手首を比べると、1.5倍に腫れているので念の為、MRIでチェックしましょうとのことでした。
安心ですね。
この整形外科には東芝メディカル製のMRIが導入されているのですが、ヘッドホンをして機械に体が吸い込まれていく感じです。
感想は、「音がうるさい」(笑)
ガーガー、ブーブー、ガーという断続音が結構感じますね。

でも、これだけの設備が揃っている整形外科は近くに無いですからね。

先生もとてもいい先生でした。

ありがとうございます。

診断書をもらう

警察提出用の診断書を出してもらいました。
もちろん費用は保険会社が出すので、私の払いは0円です。
治療費に関しても0円です。

私自身、人生で2度目の交通事故でしたが、以前は車で今回はバイクです。

正直最初は(事故直後)はあまり痛みを感じなかったのでダメージを舐めてました。

先生には損傷部位を細かく書いてもらいました。

診断書

保険会社への診断書は後日届く書面にサインすることで、直接病院から保険会社に診断書が行く形になるそうです。

「痛い箇所は全て伝えておく」というのが通常のパターンですが、私の場合は翌日、翌々日と代車とタクシーが保険会社に一方的に認められず、かなりの距離を時間をかけて歩いたことによって痛みが悪化したと言う事を追記しておきます。

自賠責の保証は120万まで

120万を超えるものは損害保険会社の手出しになります。
そうならないように保険会社の担当者は躍起になるわけです。

自賠責は強制保険ですので運転者は全員加入しなければいけないもので、加入が義務付けられています。

過失割合があった場合にはどうなるかと言うと、事故全体の損失金額(物損、通院費、交通費、慰謝料など)が仮に500万だったとします。120万が自賠責保険から充てられるので、残りは380万ということになりますよね。

過失割合が9:1だった場合は380万から1割の38万を引いた額が全体の保証金額になるわけです。

これと同じように考えれば、8:2だった場合は380万から2割の76万を引いた額が保証金額になります。

消極損害と休業損害

消極損害というのは、交通事故に遭わなければ得られたはずの収入や利益の事を言います。

例えば、私の場合は算出は難しく、最近お手伝いで入っている仕事の収入が見込めなくなりました。
これも立派な「損害」です。
なので、それを立証しなければいけません。

ここでこの金額で契約してますよ〜という書類を面倒ですが、コンサル先や役員になっている会社に書いてもらうのです。
この書類を送るための返信封筒を保険会社に後日送付してもらうことになりました。

ちなみに、
「休業損害」の額は最低でも5,700円と額が決まっています。
よって最低でも【5,700円×休業日数】になります。

あるいは1日あたりの上限は1,9000円と決まっていますので、給料がどんなに高い方でも【1,9000円×休業日数】で計算されることになります。

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