交通事故の用語集あ~お、か~こ

[s_ad]

交通事故用語あ~お

【慰謝料】

慰謝料(いしゃりょう)とは交通事故で被害者が負った精神的・肉体的な苦痛に対する補償等のことです。

【ADR】

ADR(えーでぃーあーる)は、[Alternative Dispute Resolution]の略で、裁判によらない紛争解決処理のことです。行政機関、民間機関による和解、あっ旋、仲裁及び民事調停・家事調停、訴訟上の和解などをいいます。また、「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律」では「裁判外紛争解決手続」と規定されています。(ADR文章抜粋)

【逸失利益】

逸失利益(いっしつりえき)は、大きく2つに分かれます。
後遺症による逸失利益は事故による後遺症によって労働能力が喪失したことを言います。事故で死亡した場合は、事故に遭わなければ本来被害者が得られたであろう経済的利益が得られなくなった損害のことを言います。

【オカマ】

オカマ(おかま)は、後方から追突されたことを事故の被害者の方は「おカマを掘られた」と表現します。逆に、後方から追突した加害者は「おカマを掘った」と言います。

交通事故用語か~こ

[s_ad]

【加害者請求】

加害者請求(かがいしゃせいきゅう)は、加害者から被害者へ損害賠償金を支払い、その支払った分を加害者側の保険会社へ請求することを加害者請求といいます。

【過失相殺】

過失相殺(かしつそうさい)は、交通事故の加害者だけでなく被害者にも過失がある場合にその割合だけ損害額から減額される(被害者側の自己負担になる)されることです。

【過失割合】

過失割合(かしつわりあい)は、発生した交通事故に対する責任の割合のことを言います。良く10:0(じゅう・ぜろ)や8:2(はち・にー)という言い方をする。
被害者が信号待ちで停止線で完全停止状態に後方から追突された場合などは10:0になります。
この場合は加害者が100責任があり、停止していた被害者側には責任が無い0の割合のことを言います。

【過剰診療】

過剰診療(かじょうしんりょう)は、医学的な必要性または合理性が認められない診療のことを言います。交通事故治療で整骨院・接骨院に通う場合には医師の診断が必要です。医学的根拠に基づき通院が必要とされるのには医師による診断書が必要になります。

【休業損害】

休業損害(きゅうぎょうそんがい)は、交通事故による怪我で仕事ができなくなった、仕事量が減ったことによる収入減、利益減などの経済的利益の損失のことを言います。休業損害の1日あたりの限度額は19,000円と定められています。

【後遺障害】

後遺障害(こういしょうがい)は、交通事故での怪我が治療後も完治せず、将来的にも回復の見込みが無い状態で、身体的・精神的な障害が残ることを後遺障害と言います。


後遺症と後遺障害は言葉が似ているけど違います。
後遺障害は後遺障害等級が認定されたものをいいます。
後遺障害の等級は1級から14級まで区分されており、等級に応じて損害賠償請求額の金額が決定されます。

 

コメント